午前の「総合滑降(ハードまたはノーマルパック)」と「大回り(急斜面・ナチュラル)」の2種目が終了しました。今日は予選と同じ種目(種目とバーン設定なども同じ)で争われていますが、本選からはシード選手が出場するため、雰囲気は一気にかわり、昨日以上に緊張感が漂っています。
注目のディフェンディングチャンピオン井山敬介選手は、順調なスタートを切っており、焦らずたんたんと連覇をねらっていくといった感じ。王座奪還をねらう柏木義之選手は、早くもパワー全開。高得点を奪取して、王座返り咲きをアピールしています。
女子の松沢聖佳(旧姓、嶺村)選手は、今年もややスロースタート気味。ベテランの中田良子選手をはじめ、チャンピオンを虎視眈々とねらう若手選手たちが快走しており、彼女たちがどこまで存在をアピールして、流れを自分に引き寄せられるかが、このあとの女王争いのカギになりそうです。
ここまでの天候は快晴! やや風が強く吹くときもありますが、おおむね好条件の中での競技になっています。

午後の「小回り(総合斜面・ハードまたはノーマルパック)」と「小回り(急斜面・ナチュラル)」の2種目が終了しました。圧倒的な強さを見せつける柏木選手。ディフェンディングチャンピオンらしくどうどうと自信に満ちた滑りで対抗する井山選手。なかなか見応えのある争いでした。ふたりがちらす火花が誰に引火して、ふたりの優勝争いに食い込んでくるのか。正確な順位、得点をお伝えするには公式リザルトの発表を待たなければなりませんが、昨年優勝争いを繰り広げた佐藤久哉選手、丸山貴雄選手、片山秀斗選手の3選手はもちろん、山田卓也選手、竹田征吾選手も好調に高得点を重ねています。
女子は、松沢選手と中田選手が好調。抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げています。そのふたりを三星佳代選手、小野塚彩那選手、藤田潤子選手が追従するという構図になっているようです。
今日は、結局一日中晴れており、バーンが緩みすぎたときもあったようですが、スタッフたちのていねいなコース整備により、好条件が保たれていました。天気予報によると明日は晴れのち曇りとなっていますが、風が強くなりそうで、荒れ模様になりそう。競技終了とともに薄く雲が広がっています。コース整備をするとはいえ、はやり自然が相手。ここ数年、天候の変化に悩まされているいるので、最後まで好条件の中で競技が進められることを祈ります。
写真協力:真嶋和隆、菅沼浩 |
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ディフェンディングチャンピオン井山選手

本選を1位で通過。エンジン全開で早くも6点差をつける柏木選手

徐々にペースを上げていく女王、松沢選手

わずか1点差で2位通過となった中田選手。大回りでのミス以外は種目別1位を取っているだけに、明日からの活躍が期待できる

トップに追従する3位片山選手。3位タイには、佐藤久哉選手、山田卓也選手もつけている。トップとの差は20点、2位とは14点。この大きな差を縮めるのは片山か、佐藤か、それとも山田か。準決勝ではこの3人の滑りからも目が離せない

女子4位タイの三星佳代選手。小野塚彩那選手(3位)、藤田潤子選手(4位タイ)とともに、明日はトップを繰り広げるだろう |